水納島は沖縄本島北部の港から20分ほどの場所に位置する、三日月型の小さな島です。由来は昔から水不足に悩まされていたことからきており、「クロワッサンアイランド」とも呼ばれます。ダイビングポイントが豊富で、特におすすめなのは「ケーブル」と呼ばれるポイントです。
沖縄で1番綺麗な水納島or瀬底島ダイビング【透明度40M越え】
このポイントは透明度が高く、白い砂地に根が点在しています。砂地にはダイバーに人気のガーデンイールなどが見られ、根の周りにはスカシテンジクダイやキンギョハナダイなどが群れています。また、浅瀬にはカラフルな珊瑚礁が群生し、クマノミやチョウチョウウオ、スズメダイなどの魚も観察できます。
もう一つおすすめなのは「ヨスジの根」と呼ばれるポイントです。こちらはマクロ派に大人気のポイントで、ヨスジフエダイやケラマハナダイなどが群れ、大型のドクウツボなども見られます。岩陰にはスザクサラサエビやソリハシコモンエビ、イソギンチャクにはイソギンチャクモエビなどの甲殻類も多く、砂地ではヤシャハゼやヒレナガネジリンボウなども観察できます。
全体的に透明度が高く、青い海に白い砂地が広がる美しいポイントです。水納島は沖縄本島からのダイビングツアーが少ない秘境スポットであり、北部ダイビング沖縄のトップクラスの浅瀬の珊瑚礁を楽しめる場所の一つです。